絶え間なく祈ろうか

コジョウさんが元気になったら間違いなく盛大な快気祝いが行われるだろうからと思い、そしたら一日だけでもヤンエス復活させてもらって歌っちゃおうかなと企んでたのに。残念だ。

楽器も全部売っぱらってしまってここ1年くらい歌ってない。

 

8bit cafe で聴いてもらうことはできなくなったし、現在の自分の環境的にも今すぐ歌えないのが歯がゆい。

でも、こんなカタチですがこの歌をコジョウさんに送りましょう。

1年くらい前に録った奴だしメガネだし適当に練習している感満点で申し訳ないけど。実はこういう時のための歌だったという告白も合わせて。

ありがとう、コジョウさん。

 

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” ANNA “

 

限りある時間に囚われの身になったみたい

ずっと長い時間めぐる足音に気を取られて

巻き忘れてたネジが悲鳴を上げた

焦っても焦っても上手くはいかないよ

偶然の始まりをアナタの悲しみと引き換えに

運命のアメとムチを無傷の体で受け止めて

不思議と満たされてくの

 

立ち止まるのもためらうほどの暗くて重い日も

アナタの残した小さな優しさの欠片が光るだろう

永遠を映し出すその肌に小さな花を添えよう

もう一度色づくことが出来るように

絶え間なく祈ろうか

 

フィルムロールに迷い込んだ僕らはまだ

大げさな夢を形に出来ないまま

憧れなんかにすぐ重ねたがっては

見えない傷を増やしてくのか

深くは立ち入らないで 嘘もほどほどにつけばいい

運命のアメとムチは くすんだ心を捕まえて

そっと笑いかけるの

 

消えたのは形の無い辛い

思い出と声 汗 なぜ

思いは伝わりきってない

追いつくよ 届けよう

絶え間なく祈ろうか

 

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この曲は、ある人が亡くなって、それで代わりに生まれた曲だったんです実は。遠い親戚の方で、ほんとに時々しか会うことがない方で、でも僕のことをそれこそ母のお腹の中にいる頃から知っていて、きっと母や父と同じようにかわいがってくれてた。そんな人。素敵な人でした。半分どころじゃない、全部が優しさで出来ているんじゃないかと思えるくらい、なのに凛としてて強く、美しい人。

僕には姉が1人だけいます。今は結婚して子供もいますが、宇都宮で過ごした高校時代の姉の恋人は、男兄弟のいない僕にとっては兄のようなものでした。ご存知のように、8bit cafe のナヲさんです。

姉とナヲさんがいつお終いになってしまったのか忘れましたが、東京に出てきて再開したナヲさんの横、もしかしたらウチのねーちゃんがいたかもしれない場所にいたのが、コジョウさんでした。

ナヲさんとコジョウさんと 8bit cafe 。ついでにハクシュウとタカヒロ。そこに僕は多感な10代を過ごした宇都宮時代の風景をいつも重ねて観ていたのかもしれません。

当時は刺激的なばかりだった、ナヲさんと、姉と、BAR Lynch。んでおしゃれな双子。

東京では心地よい安らぎになった。

身勝手だと思っていました。コジョウさんに対し、ちょっと申し訳ないんじゃないかとも思っていたのです。僕とナヲさんが顔を合わせればやっぱり宇都宮の頃の昔話しになってしまう。姉の話題にもなる。コジョウさんから見れば「恋人の昔の女の弟」ですから。

それでもやっぱり優しかった。優しくないわけがないと勝手に決めてかかっていたかも知れません。

だって初めて会った時からそう分かったから。

なんだかちょっと似てたんですよ、コジョウさんは。僕の大好きな人、僕に優しくしてくれたあの人に。

だからね、あの時彼女の死が僕に与えてくれたこの曲を今、コジョウさんに送ります。

Author

Takeshi Satoh | 佐藤 健

Takeshi Satoh - Web Designer, Front End Developer.

佐藤 健です。Webのお仕事をしています。昔は音楽を作ってました。映画が一番好きです。 - More about

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